住宅ローンの仕組み④フラット35の金利引き下げタイプ【S】

フラット35には、優良住宅を建てる方に対して金利優遇をしています。2017年5月現在ではマイナス0.3を当初10年もしくは、当初5年間金利引き下げ優遇をしています。

2017年10月からは金利引き下げ幅がマイナス0.25%へ縮小します。

申し込みができる方は、申し込みをしておくことをおすすめします。

フラット35Sには予算があり、予算金額に達する見込みとなった場合は、ホームページ上に予告され、受付を終了します。

申し込み後2年間は権利が生きた状態です。最終的にフラット35を利用しない場合は、申し込みを取り消せば問題ありません。

 

フラット35S優良住宅の条件とは

下記に示した、いずれか1つ以上の基準を満たす住宅であることが条件の一つです。

フラット35S 金利Aプラン

当初10年間の金利優遇

省エネルギー性 ①認定低炭素住宅

②「エネルギーの使用の合理化に関する法律」に基づく「住宅事業建築主の判断基準(通称 トップランナー基準)」に適合する住宅(一戸建てに限る)

耐震性 ③耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)3の住宅
バリアフリー性 ④高齢者等配慮対策等級4以上の住宅
耐久性・可変性 ⑤長期優良住宅

フラット35Sの金利Aプラン(省エネルギー性・耐久性・可変性)を利用する場合、発行された適合証明書を取り扱い金融機関に提出する必要があります。

なお適合証明書発行前に、写しを検査機関に提出する必要があります。

詳しくは、お取り扱い融資金融機関へお問い合わせください。

フラット35S 金利Bプラン

当初5年間の金利優遇

省エネルギー性 ①省エネルギー対策等級4の住宅 または断熱等性能等級4の住宅
耐震性 ②耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上の住宅

③免震建築物

バリアフリー性 ④高齢者等配慮対策等級3以上の住宅
耐久性・可変性 ⑤劣化対策等級3の住宅で、かつ、維持管理対策等級2以上の住宅

 

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