知っていましたか?2020年には「 省エネルギー基準 」が義務化されるんです。
すでに、各ハウスメーカーは「省エネルギー住宅」の建築に舵を切っています。
知らないのは、消費者だけなんです。
【追記情報】
2020年に義務化が予定されていた「省エネルギー基準」ですが、延期される方向性で話し合いがされています。
詳しい記事は、「国土交通省は2020年省エネルギー基準適合義務化延期の方針を示した」で紹介しています。
今、あなたが買おうとしているその家はどんなレベルの家ですか?
地震に強くて、火災にも強い、快適な省エネな住宅、基準法をクリアしている家ですか?
- 地震に強いとは、どのくらい強いのか?
- 火災に強いとは、どのくらい強いのか?
- 省エネになっているとは、どのくらい省エネなのか?
- 基準法をクリアとは、どの程度クリアしているのか?
- などなど
もし、きちんとした数字で聞いていないのであれば、数値化した家の評価書を貰ってください。
耐震基準で言えば、耐震等級1・2・3のどれに当たるのか?
耐震等級は1から順に強くなっていきます。1は基準法レベルなのでクリアするのが当然の数字です。
もし、下記のような曖昧な言葉やニュアンスだけで分かったつもりになっているのであればかなり危険です。
基準法をクリアした、省エネ住宅です。
○○という高性能な断熱材を使用しているので温かい家です。
あったかいですよ~
旧基準と比べて50%もエネルギー削減しているんです。
そんなことは、どうでもいいのです。
あったかいのは分かったから、どのくらいの数字なのか?
数字は嘘をつきません。
省エネ基準で言えば、UA値0.87(地域区分:東京)が基準です。
このUA値0.87という基準を0.01でもクリアすれば、基準をクリアした省エネ住宅!と胸を張っていえるのですが、0.01上回っただけなのです。
UA値0.43の家であれば基準値の約半分。同じ省エネ住宅でも、光熱費は倍の差がつくほどの性能差となります。
もしも、もしもですよ。
あなたが家を売却しなくてはいけないような状況になったとき、光熱費が安く収まる家ならば売りやすいと思いませんか。
現代では、家を担保にしてそのまま家に住みながら老後資金を借りることが出来る制度があります。これを利用する場合、高付加価値のほうがより資金を多く借りることが出来ることになります。(リバースモーゲージ)
テレビCMで流れている
「 あったか ○○ 住宅 ハウス 」
と言う言葉を鵜呑みにしていませんか?
今の時代、家を作る以上
大体こんなものだろう
という、作り手の感覚で出来る家はありません。
必ず、物を作るうえでの基準があり、しっかりと数字が確認できて初めて商品となります。その基準が、義務化されるのです。
2020年に 省エネルギー基準 が義務化されます
義務化以前に建築する方も、それ以降に建築する方も新基準を上回る性能を持った家を作ることがとても大切です。
義務化された基準は、最低ラインを定めた基準になります。基準を超えた数値を出すのは当たり前のことなんです。
しかし、現在義務化がされていないことから、基準以下の住宅が数多く建築されています。しかも、その住宅を購入している方はこの現実を知らされていない方がほとんどです。義務化されていないのですから、言わなくても法に触れません。
そんな家を買ってしまったら、買った瞬間に価値が激減します。
一生に一回かもしれない大きな買い物「 住宅 」
今一度、確認してみてください。遅くはありません。