高気密高断熱住宅の断熱性能は各ハウスメーカーどのくらい?

省エネ住宅の一つ高気密高断熱住宅には基準があるのでしょうか。

また、その基準をクリアしていれば満足できる住宅が出来上がるのでしょうか。

高断熱の基準は努力目標

基準なので、公的機関が定めた数値が必要になります。その数値のことをQ値と呼んでいました。

次世代省エネルギー基準では日本全国を6つの地域に分けていました。

この地域で住宅を建てるときの基準はいくつだよ、というもの。

しかし、強制ではなく努力目標になっていました。

 

その基準をどう考えるかは、作り手であるハウスメーカーか、建て主次第です。

各ハウスメーカーの断熱性・気密性の公表値

  • C値=気密 
  • Q値=断熱(旧) UA値=断熱(新)
 ランク ハウスメーカー C値 Q値 UA値
一条工務店( i-シリーズⅡ )  0.61 0.51  0.28
2 一条工務店( 夢の家Ⅳ )  0.61 0.98
 3 スウェーデンハウス  0.73 1.14
 4  土屋ホーム  1.0 1.23  ー
 5  新昭和 1.34 0.39
 6 ミサワホーム( 120パネル ) 1.37 0.43
 7 三井ホーム 1.42 0.43
 8 セキスイハイム ( グランツーユー ) 0.99 1.6 0.43
 9  三菱地所ホーム 1.6
10 積水ハウス ( プレミアム ) 1.6
11 トヨタホーム 1.86
12 住友林業 5.0 1.92 0.46
13 セキスイハイム( 鉄骨 ) 2.0 2.1 0.87
14 ダイワハウス 2.23 0.87
15 積水ハウス 2.4 0.87
16 へーベルハウス 2.7 0.87
17 パナホーム 2.7
18 タマホーム 2.7

※ハウスメーカーが発表しているQ値・UA値はモデルハウスを基準に出しています。

断熱性能・気密性能は各ハウスメーカーが力を注いでいる性能で、我々の住宅の数値はこの位を出すようにしよう。と決めている数値です。

という事は、その企業の性能に対する思いの表れになるのです。

基準となるモデルハウスよりも窓が多かったり少なかったりすることでQ値・UA値は変化します

また窓の種類、大きさや性能の差・建築地によっても数値は変わります。

 

例えば、温暖地域に建築する場合の数値

当社のQ値は1.2なので、高断熱なんです。

とカタログに記載があったとしても、間取りでQ値が下がるような家になったり、予算の関係上、断熱材の変更や窓の仕様を落としたりするとQ値1.2を確保することが出来なくなります。

これは、どこのメーカーでも同じことです。

よっぽど、設計士が断熱や気密に気を配り、省エネルギー性の重要さを重く見なければ、施主の要望をかなえるべく、大きな窓を採用したり、予算の削減をしてくるでしょう。

値引きの対象に、窓の質を1ランク下げるようなことをされても消費者は分かりません。

無いとは思いますが、壁の中に入ってしまう断熱材を変更されても分かりません。

一般的に使用されている断熱材

メジャーな断熱材は「 グラスウール 」がシェアNo.1。

しかしグラスウールと言っても、種類がたくさんありそれにより性能が変わります。

  • グラスウール 10k
  • グラスウール 16k
  • グラスウール 24k
  • グラスウール 32k
  • 高性能グラスウール 16k
  • 高性能グラスウール 24k
  • 高性能グラスウール 32k
  • 高性能グラスウール 40k
  • 高性能グラスウール 48k
  • 吹込み用グラスウール 13k
  • 吹込み用グラスウール 18k
  • 吹込み用グラスウール 30k
  • 吹込み用グラスウール 35k

それぞれに価格も性能も施工方法も違います。

< 断熱材について書かれている記事はこちら >

JIS規格に登録されている断熱材グラスウールとは

グラスウール以外の断熱材と建築材料の熱伝導率

省エネルギー基準がQ値からUA値になりましたが、考え方は同じです。

数値が0に近づけば、性能が良くなります。

性能が良くなると、光熱費(暖冷房費)がかかりにくくなります。

C値は公表しているところ、実測する、実測しないメーカーにわかれます。

2020年には省エネルギー基準が義務化されますがC値は基準値の義務化はありません。

 

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