注文住宅間取り図の作り方!あなただけの理想の図面を手に入れる方法!

注文住宅を作るということは、あなただけのオリジナルな間取り、世界にひとつだけしかない家を作ることができるメリットがあります。

建売住宅や中古住宅のような制限が無いのも魅力の一つですよね。

ただ、「どうやって間取りを考えたら良いのか?」

を悩んでしまう方が多くいらっしゃいます。

そんな方に、間取りを作る考え方と手順、そして簡単に間取りが手に入る方法を紹介したいと思います。

間取り図の作り方1.家族構成と部屋数をイメージする

間取りを作る上で欠かせない、家族構成とそれに伴う必要な部屋数と用途をイメージします。一般的な例でいうと、夫婦と子供2人では3LDK ですね。

3LDKは、夫婦の寝室1部屋と、子供部屋2部屋そして、リビング・ダイニング・キッチンを表した言葉です。

2階建てをイメージすると、1階部分にLDK、リビング・ダイニング・キッチンで、2階に夫婦の部屋と子供部屋2つのイメージ。

人によっては、1階にもう一部屋(和室・洋室)が必要だったり、2階に書斎や仕事部屋などがあったりとイメージを固めましょう。

間取り図の作り方2.生活動線・家事動線をイメージする

 

ステップ1で書き出した部屋数と用途がうまく使えるものなのか、動線をイメージしましょう。

朝起きたら、どこに行くのか?

キッチン仕事をしていながら、同時にやることはあるか?

いろんな生活パターンをイメージして、さらに将来の部屋の使い方用途も考えると、長く使い勝手のいい家が出来上がります。

老後に寝る部屋は1階かな?とか。

家族が増えても大丈夫かな?とか。

間取り図の作り方3.ゾーニングしてみる

ここからは、具体的にどの場所にどの部屋があると良いのか?を描いていきます。

大雑把に、描いてイメージすることを「ゾーニングする」と言います。

こんな感じです。

家を明るくしたいときは、南側にリビングをもってきて、開口部(窓)を取ったりします。吹き抜けを作りたいなどの要望がある場合は、2階部屋のゾーニングが難しくなりますね。

間取り図の作り方4.過不足がないか確認

ゾーニング出来ましたか?

最低限家に必要な部屋や住宅設備が入っているか確認しましょう。

一般的な3LDKの家に必要な設備例

  • 玄関
  • トイレ
  • 洗面所(脱衣所兼ねる)
  • お風呂
  • 納戸(収納)
  • クローゼット
  • バルコニー(ベランダ)
  • 必要であれば、トイレ・洗面台追加
  • 書斎や仕事部屋(趣味部屋)

よく、「こんな間取りの家を建てたいんですけど・・・」と自作の図面を持ってこられる方がいらっしゃいます。見てみると、良くあるの抜けてしまいがちな設備は「階段と廊下」です。確認してみましょう。これがあるとないとでは、坪数に大きくかかわってきます。

間取り図の作り方5.方眼紙などに書いてみる

ゾーニングした大雑把な間取りから、しっかりとした間取りへ変貌させます。

その際に、部屋の大きさに注意しながら書き進めていきましょう。

「畳2枚のサイズが1坪」

6畳部屋であれば、3坪。8畳部屋であれば4坪。12畳のリビングダイニングが必要であれば、6坪必要です。

注意したいのが、クローゼット(収納)です。

昔の家は、6畳部屋の中にタンスを持ち込んでいた場合は、有効な床面積はタンス分を引いたサイズ、実質4.5畳ほどしかないでしょう。

つまり6畳そのまま使いたい場合は、クローゼットを別に取る必要があります。

サザエさん一家の間取りを参考に見てみましょう。

画像参照:サザエさん市場さんより

波平とフネの部屋が8畳と記載されている所を見てください。

この部屋タタミの畳数は8枚ですが、床の間と押し入れのようなものが1畳づつ西側にあるのが分かります。

この場合必要な畳数は10畳となり、5坪計算しないといけなくなります。

カツオとワカメの部屋に至っては、4.5畳とありますが、勉強机とタンスがあるので、実質有効的に使えるのは3畳もないことが分かります。

間取り初心者がやってしまいがちな点は、廊下を作り忘れる点です。

また、サザエさん一家の間取りを見てみましょう。

玄関から廊下があります。この廊下を作らないと、カツオの部屋から茶の間に行くことになり、部屋としての機能を損ねてしまいます。

2階建てになれば、階段のスペースも必要ですし、階段を登り切ったところには各部屋に入る為の廊下が必要になります。

「ただいまー!」と家に帰ってきてから、どのような動線を歩くのか、作った間取りでシミュレーションしてみてください。

間取り図が自分でまとまらない時は

上記で説明したように間取りを作るのは結構難しいことです。間取り図作成に国家資格が必要なことが良く分かります。

そのため、「どうやってもまとまらない」ということもあると思います。

毎日別のお仕事をして、疲れ切った身体に鞭(ムチ)を打ってつくるんですから当たり前です。

そんな時は、思い切ってプロにお任せしてしまいましょう

でも、自分の意見(要望)はしっかりと持ちましょう。

ハウスメーカーに間取り図作成の依頼をする

気になっているハウスメーカーがあるようでしたら、そこに間取りをお願いするのも一つの手です。

ハウスメーカーには、独自の工法が存在することが多く、あなたの作った間取り図が実現できないことも多々あります。

また、鉄骨なのか、木造なのかによってもできるできないが存在します。

しかし、最初から要望を伝えるだけにとどめておけば、そのハウスメーカーの仕様に合った間取り図が作成されます。

「こんなことなら最初からお願いすればよかった」という本末転倒な話にもなりがちですが、自分の家をすべて任せるのではなく、考えることでより住みやすい家になります。また、気づけなかったことも、見えるようになってくるものです。

ムダはありません。

しかし、1社にお願いする場合デメリットも存在します。

  • 担当設計士が力量不足・フィーリングが合わない
  • 途中から違うハウスメーカーが気になりだした
  • 間取りをお願いすると断りずらくなる

「絶対にこのハウスメーカーで建築をするんだ」という方であればいいかもしれませんが、それでも、ウマの合わない担当と何度もやり取りするのはパワーを使います。

複数社のハウスメーカーに出向いて間取り競合をする

1社のデメリットを回避する策として、同時に複数のハウスメーカーとやり取りする方法があります。

これであれば1社にお願いするデメリットが少しは解消されますし、間取り図も複数枚出てくるので、違いを感じることができ、より理想の間取りに近づきます

この方法を利用する場合、最初から各ハウスメーカーに「他にもお願いしている」と一言断っておくとその後、断る時にもスムーズにフェードアウトできるのでおすすめです。特に高額である住宅という商品は、競合するのが当たり前になっています。担当も心得ていますので安心して依頼してください。

担当者も、「図面が悪ければ受注できないかも!」という危機感にも似た責任感もでて、より良い間取りが期待できるかもしれません。

しかし、やはりデメリットは存在するもので、複数社、多くなればなるほど、それにかかる労力は増えます。

休日をフルに活用して、複数のハウスメーカーとの打ち合わせを行い、各社に要望を一から伝えることが必要となります。

中には、他社より一歩前にでようと、図面の他、現場見学会・工場見学会へのお誘いや、敷地調査・地盤調査などのアプローチもあると思います。

そんな、攻防を繰り返し図面を手に入れるのは、結構労力を使います。

この方法が無理な場合は、下記に紹介する方法が良いでしょう。

自宅に居ながら複数社のハウスメーカーから間取り図をもらうタウンライフのススメ!

上記に紹介した間取りをもらう方法以外に、Webを利用して間取りを複数社のハウスメーカーから、さらに自宅にいながら提案を貰うことができる方法があります。

しかも依頼にかかる時間はたったの5分ほど。

それができるのが、「タウンライフ家づくり」というサービス。

この方法は、間取りについて悩んでいる人がいることから生まれたサービスです。

従来の家づくりの問題点は、1社もしくは数社だけの図面では、それが自分にとって最良な間取りなのかが分かりづらく、理想の間取りを追い求めようとしても、早く契約をしてほしいというハウスメーカー側からの時間的制約に挟まれてしまいます。

その点、Webを利用する「タウンライフ家づくり」では、

  1. 住宅展示場に行かなくてもラクラク家づくりが進める
  2. 何度も複数の会社と商談する必要なし
  3. 自宅にいながら希望の間取りプランや資金計画ができる

この3つに書かれている内容をよく見ると、

  • 「展示場に行かなくても」

営業マンや設計士と打ち合わせする時間がないということ。

  • 「複数社と商談する必要なし」

これは裏を返せば、営業をかけられることがないということ。

  • 「資金計画ができる」

カタログや図面だけでなく資金計画書までついてくる

複数の間取りをもらえ、資金計画書も付いてくる。もちろんハウスメーカーのカタログもついてきます。

同じハウスメーカーに間取りをもらうより、全く違った目線で提案してくるので、見るだけでも大変参考になるんです。

「なるほど、そういう手があったか!」と。

タウンライフ家づくりを活用してみる

図面依頼するとしつこい営業をされるのでは?

タウンライフ家づくりで、間取り作成・資金計画書をもらうと、とんでもない営業をされるんじゃないかと。しつこい営業は敬遠されるというのを、しっかりした会社ほど、営業マンもハウスメーカーも分かっています。

逆にそんなハウスメーカーがいまだにあったら、時代にそぐわない会社として、存続が危ぶまれるでしょう。

しかし、現実は電話なり、メールなりで営業があります。しつこくするかしないかは、担当営業の資質次第。これ、なんの業界でも同じですよね。

でも、住宅展示場へ足を運んで図面を作製するにしても、すごい労力を使うし、そのハウスメーカーには当然、営業はされるわけです。

同じであれば、労力を使わない方法を使ってみても損はないですね。

タウンライフ家づくりで間取り作製をする

タウンライフを利用した方のメッセージ・要望例

<要望例>

敷地は100坪ありますが、間口が7mほどで奥行きが52mほどの細長い土地です。手前に4台分の駐車場を設けて家は建坪35坪ほどで、LDKの奥にウッドデッキをつけたいです。
両側に建物があり日当たりが良くないので、吹き抜けにしたいと思ってます。吹き抜けでなくても採光が良いデザインならばかまいません

引用:タウンライフ家づくりユーザーボイスより


・LDKと和室が繋がっている間取り
・風呂、洗面は2階が希望
・小さくても良いので、庭希望
・各部屋に収納希望”
断熱及び耐震希望を重視しております。2階をリビングとし、1階及び3階部分にに当たりが良い位置に寝室を設けていただければ大変助かります。寝室は2つとし、窓有の書斎をどこかに設けていただければ幸いです。プランはシンプル・モダンが希望です。よろしくお願いいたします。

引用:タウンライフ家づくりユーザーボイスより


1階に広いリビング、5畳程度の和室がほしい。
2階に浴室、寝室、将来的には子供部屋2部屋がほしい。
ウォークインクローゼットは少し大きめがいい。
カウンターキッチンがいい。
収納スペースを確保したいので、屋根裏や壁への埋め込みをしてほしい。
固定資産税や将来的なコストについて教えてほしいです。
車を2台止めて少しゆとりがほしいので、40坪程度の土地を希望します。

引用:タウンライフ家づくりユーザーボイスより

このような要望例を参考に、あなたの要望をつたえることで、しっかりとした間取り図や資金計画書が作成されます。

要望例は、タウンライフ家づくり内にある「ユーザーボイス」を参考にするといいでしょう。

タウンライフ家づくりで間取り図を依頼してみる

タウンライフ家づくりの依頼の仕方

では実際に依頼をしてみましょう→タウンライフ家づくり

申し込み方法はいたって簡単5つのステップ!(約5分)

良くある一括資料請求にプラスして、欲しい間取りに必要な情報を入力するだけ。

  • ステップ1:建築予定エリアを選択 してスタート
  • ステップ2:間取りについて入力
  • ステップ3:資金計画について入力
  • ステップ4:あなたの情報入力
  • ステップ5:ハウスメーカーを選択

ステップ1

あなたの家をつくるエリア①都道府県 そして、②市区町村を選択して、「家づくり計画書の作成依頼スタート」をクリック!

ステップ2

間取りに必要な情報って、何?って思うかもしれませんが、ガイドに従って入力するだけなので1分もかからずに終わります。

ステップ3

資金計画について、プルダウンを選択していくだけ。

敷地法令調査の希望欄は、「まだ決めていない」にチェックを。

ここで、「はい」にチェックしてしまうと、各社から連絡が入ってしまいます。

その他、間取り・資金作成でのご希望・ご要望の自由記入欄については、最初に考えた、ステップ1~5までに考えた内容を箇条書きで良いのでできるだけ詰め込みましょう。

さすがに無理のある内容、例えば「8部屋できるだけ広くして25坪におさまる家が欲しい」とかを記入すると、「家づくりに本気ではない人かな」と敬遠されてしまいます。

記入欄の見本が欲しい場合は、タウンライフ家づくり内にある「ユーザーボイス」を参考にするといいでしょう。実際に活用している方の要望はかなり参考になります。

ステップ4

あなたの情報入力欄です。(資料を送ってほしい場所)

ステップ5

お客様情報入力画面下にスクロールすると、あなたの建築予定地で対応可能なハウスメーカーがずらりと並びます。

「まとめて選択」をチェックすればすべてのハウスメーカーに依頼ができます。

その後、下記画像をクリックすると送信して完了です。

タウンライフ家づくりで間取り作製をする

まとめ

  • 自分で間取りをつくるもよし
  • 1社に絞って間取りをつくるもよし
  • 複数社に間取りをお願いするもよし
  • タウンライフ家づくりにお願いするもよし

せっかくの注文住宅ですから、失敗しない家づくりをしたいものです。

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