グラスウール以外の断熱材と建築材料の熱伝導率

日本で一般的に使用されている断熱材グラスウール。

2020年からの省エネルギー基準義務化で、グラスウールのデメリットをカバーできる断熱材の注目が集まっています。

グラスウール以外の断熱材の熱伝導率

 

 材料名 熱伝導率 密度 対応規格
住宅用ロックウール断熱材  マット 0.038 30~50  JIS A 9521
 フェルト 0.038 30~70  JIS A 9504準用
 ボード 0.036 50~100
吹込用ロックウール断熱材  25k 0.047 25  JIS A 9523
 65k相当 0.039 60
吹込用セルロースファイバー断熱材 25k相当 0.040 25  JIS A 9523
45/55k相当 0.040 45,50
A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温版  特号 0.034 27  JIS A 9511
 1号 0.036 30
 2号 0.037 25
 3号 0.040 20
 4号 0.043 15
A種押出法ポリスチレンフォーム保温版  1種a,b 0.040 20
 2種a,b 0.034 25
 3種a,b 0.028 25
A種硬質ウレタンフォーム保温版  1種 0.029 35
 2種1号 0.023 35
 2種2号 0.024 25
 2種3号 0.027 35
 2種4号 0.028 25
 ー 0.021
建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム保温版 A種 1 0.034 JIS A 9526
A種 2 0.034
A種 3 0.040
A種ポリエチレンフォーム保温版 1種1号 0.042 10  JIS A 9511
1種2号 0.042 10
2種 0.038 20
3種 0.034 10
A種フェノールフォーム保温版 1種1号 0.022 45
1種2号 0.022 25
2種1号 0.036 45
2種2号 0.034 35
2種3号 0.028 25
3種1号 0.035 13
3種2号 0.035 13

※ グラスウールについての熱伝導率はこちら

建築材料の熱伝導率一覧

住宅はあらゆる素材で出来ています。その代表的な素材の熱伝導率を見てみましょう。

分類 材料名 熱伝導率 規格等
セメント セメントモルタル 1.5
コンクリート コンクリート 1.6
軽量鉄骨コンクリート 1種 0.81
軽量鉄筋コンクリート 2種 0.58
軽量気泡コンクリートパネル(ALC) 0.17 JIS A 5416
レンガ 普通レンガ 0.62
耐火レンガ 0.99
金属類 370
アルミニウム合金 200
鋼材 53
35
ステンレス鋼 15
ガラス フロートグラス 1 ISO/TC163N293E
アクリルガラス 0.2
プラスチック 塩化ビニール 0.17
ポリウレタン 0.3
シリコン 0.35
ゴム プチルゴム 0.24
木質材 檜、杉、えぞ松、とど松等 0.12
松、ラワン等 0.15
ナラ、サクラ、ブナ等 0.19
木質繊維材 合板 0.16
パーティクルボード 0.17 JIS A 5908
せっこう せっこうボード 0.22 JIS A 6901
漆喰 0.7
土壁 0.69
繊維質上塗材 0.12 JIS A 6908
床材 畳床 0.11 JIS A 5901
タイル 1.3 JIS A 5209
プラスチックタイル 0.19 JIS A 5705
無機繊維系断熱材 グラスウール 10k 0.050 JIS A 9521

 

当たり前ですが、断熱材は熱伝導率が良いことがわかりますね。

断熱材を覆う外壁が断熱の役割を果たしているというような説明を受けるときがありますが、素材自体の性能以外はあまり意味を成さないというのが正解ですね。

 

窓に使われる材質。アルミは危険!!

窓枠材として使われているアルミニウムは熱伝導率が非常に良いので、熱を遮る材料としては本来使うべきではないものです。

熱伝導率比較

アルミニウム 200  PVC(塩化ビニル) 0.17

 

近年、樹脂系の窓枠が注目を浴び、シェアを伸ばしてきています。

サッシメーカーも、省エネ住宅に欠かせない熱伝導率の低さを実感しだしたのでしょう。

日本の樹脂サッシのパイオニアは「 シャノン 」です。

 

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