ハウスメーカーの断熱性能UA値と省エネルギー基準比較!【積水ハウス編】

積水ハウスの断熱性能は公表されていない!?

いろんなブログやサイトを見ても、確実な「この数字が積水ハウスの断熱性能だ!」というものを見つけられません。

なぜなのか?を考えたんですが、単純に言うと「注文住宅だから」。

正確に言うと、断熱性能は一つ一つの家それぞれによって変わる。というのが正しい答え!

間取りや仕様が全く同じ建売なら話は別ですが、注文住宅となると、

  • 間取り
  • 希望による素材の違い

など多くの要因によって、断熱性能はまちまちになり、「あなたが建てる家」と「誰かが建てる家」は、同じ積水ハウスでも住宅の断熱性能は変わります

だから!公式ホームページにも、カタログにも「これだ!」という数字を載せていないんですよね。

とはいっても、ある程度の基準がないと比較ができないので、私なりの積水ハウスの断熱性能の正解を求めたいと思います

積水ハウスの断熱性能【UA値】

積水ハウス
断熱性能【UA値】
公表値なしだけど、0.60~0.87と予想

冒頭でも話ましたが、積水ハウスのホームページ等を見ていくと、断熱性能を表すUA値の表記が見当たりません。

そのため、積水ハウスの実績から数値を予想してみました。

実績を導きだすため、一般社団法人 環境共創イニシアチブ(通称:Sii(シー))に記載されているZEH住宅への取り組み状況(目標値:実績値)の中から導きだしていきます。

そのSii(シー)に記載されている積水ハウスのZEH住宅への取り組みでは、2017年のZEH実績(注文住宅)は76%となっています。(下記に示す、一般社団法人 環境共創イニシアチブデータより)

ZEH住宅を実現するには、ZEH住宅基準(UA値)である断熱性能0.6(温暖地域)を下回ることが必須条件となっています。(各地域のZEH住宅基準(UA値)は下記表にて確認できます)この性能は、ZEH住宅を申請するときに、判断基準となるので、1邸1邸計算をしているので、確かな数値です。

表の見方について詳しくは下記にて説明していますので、ここではイメージです。

上記画像が小さく見えずらい場合は、こちらからSiiのページが開きます

この数値は、ZEH基準を満たすUA値=0.6以下の住宅を提供した実績が76 %と言うことになります。(ZEH基準について詳しくは下記にて紹介しています。)

それ以外の24%の住宅は、よほどのことがない限り国の定める省エネルギー基準を上回っていると想定すると、積水ハウスが提供している注文住宅のUA値レンジは、0.6を超えたあたり~0.87以内になりそうです。

Sii(シー)に記載のあるデータは、建売住宅も含まれているため、注文だけの数字ではありません。

積水ハウス
ZEH住宅UA値:0.6以下 ZEH住宅以外UA値:0.87以下

先にも述べましたが、断熱性能は家の間取りや採用する窓の種類(大きさや性能)素材の性能により左右します。事細かに計算をしない限り、大まかな断熱性能の数値しか分かりません。そのため、積水ハウス公式ページで断熱性能に関して、省エネルギー基準を以下のように示しています。

 

「省エネルギー基準を全地域標準仕様でクリア」

引用:積水ハウス公式 家造りの技術【断熱性】より

これは、注文住宅という性質から、建築主となる施主と話し合って、欲しい断熱性能をコストバランスと検討していきながら作り上げるためだと解釈します。

ただ、この表記だと「積水ハウスの提供する家の省エネルギー性能」がどの程度で、省エネルギー基準で言うどの位置にいるのか?は大変分かりずらい表記になっている点は、消費者に優しくないなと感じるところです。

 

積水ハウスで断熱性能を求める場合、木造と鉄骨どちらを選択すれば良いのか?は木造のシャーウッドを選択することが正解です。

鉄骨では、構造上どうしても断熱性能を高めることが難しいからです。

また、Green First Zero(グリーンファーストゼロ)、ZEH基準住宅を選択すれば、断熱性が確保された住宅を手に入れることができるようになっています。

「省エネルギー基準」と「ZEH基準」については、下記に記載しました。

参考:積水ハウス公式ページ家づくりの技術>断熱性

省エネ基準を上回る積水ハウスのZEH(ゼッチ)

ZEHとは!?

ZEHとは「快適な室内環境」と、「年間で消費する住宅のエネルギー量が正味で概ねゼロ以下」を同時に実現する住宅のこと。

参考資料:ZEH ロードマップ News Release

国は、2030年までに新築の平均でZEH住宅を普及させる目標を掲げています。

画像引用:Green First Zero

 

積水ハウスの断熱性でも触れましたが、下記画像は積水ハウスがどのくらいZEH住宅の普及に力を入れているかが分かる表です。これを提供しているのは、一般社団法人 環境共創イニシアチブ、通称Sii(シー)

【データの見方】

2016・2017は目標と実績、2018年以降は目標数値

  • 登録種別  A = 北海道
  • 登録種別  B = その他都府県

上記画像が小さく見えずらい場合は、こちらからSiiのページが開きます

内容をみると、2016年、2017年に掲げた目標と実績数値、そしてそれ以降の目標数値が掲げられています。

登録種別Aの北海道では、2017年の実績が15%になっています。注文住宅で「ZEH住宅」を提供した実績が、15%だったということ。

 

登録種別Bの北海道以外の都府県では、積水ハウスが提供しているZEH住宅は全体の76%と高い数値を実現しています。

これは、大手メーカーの中でもかなり多いシェアを持つレベルです。

この表から読み取ると、積水ハウスは2020年までにZEH基準住宅を80%の目標と設定していることから、すでにZEH住宅の基準である0.60を満たす住宅を多く供給していることが分かります。

積水ハウスの断熱性能Q値:次世代省エネルギー基準

義務化前の基準「次世代省エネルギー基準」の断熱性能Q値を参考に掲載します。

  • 標準仕様 Q値 = 2.4
  • プレミアム断熱仕様 Q値 = 1.6

この次世代省エネルギー基準時代のQ値は、家自体の性能を表しているものなので、UA値で関係してくる日射量や省エネ設備を除いた純粋な家の断熱性能です。

今でも十分に断熱性能を語る上では通用する基準ではないでしょうか。

下記にて、「次世代省エネルギー基準」を義務化基準となる「改正省エネルギー基準」と「ZEH住宅基準」と並べ分かりやすく表にしました。

義務化省エネルギー基準とZEH基準

ハウスメーカーが提示する、断熱性能UA値がどのような基準で成り立っているのかを知らないと、そのハウスメーカーが優れた性能を装備しているのかどうかが分かりません。

テレビCMやブランドイメージに感化されてしまうと、客観的な数字を見れなくなってしまいます。

そのため、2020年に義務化される「省エネルギー基準」と国が推奨している基準「ZEH基準」また、参考に基準単位がQ値時代の「次世代省エネルギー基準」を紹介します。

断熱基準 基準単位 地域区分
改正省エネ基準 UA値 0.46 0.56 0.75 0.87
ZEH基準 UA値 0.4 0.5 0.6
次世代省エネ Q値 1.6  1.9  2.4  2.7 3.7

地域区分の見方

  1. 旭川
  2. 札幌
  3. 盛岡
  4. 仙台
  5. つくば
  6. 東京
  7. 鹿児島
  8. 那覇

積水ハウスの断熱性能(UA値)まとめ

積水ハウス
ZEH住宅UA値:0.6以下 ZEH住宅以外UA値:0.87以下

積水ハウスでは、モデルハウスを例にした断熱性能(UA値)を公表していません。

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